ふじふじ読書!…244冊目


 太田 愛(著)「天上の葦(下)」 


失踪した公安警察官を追って、鑓水、修司、相馬の三人が辿り着いたのは瀬戸内海の離島だった。山頂に高射砲台跡の残る因習の島。そこでは、渋谷で老人が絶命した瞬間から、誰もが思いもよらないかたちで大きな歯車が回り始めていた。誰が敵で誰が味方なのか。あの日、この島で何が起こったのか。穏やかな島の営みの裏に隠された巧妙なトリックを暴いた時、あまりに痛ましい真実の扉が開かれる。

―君は君で、僕は僕で、最善を尽くさなければならない。

すべての思いを引き受け、鑓水たちは力を尽くして巨大な敵に立ち向かう。


鑓水、相馬、修二のハードボイルド小説!3人の息がピッタリ!報道の在り方が問われます。WOWOWよドラマWか映画化にオファーがありそうです。作者がTVの脚本家ですので読んでいても映像が鮮明に浮かんできます。面白い!


ふじふじ読書!…243冊目


 大門剛明(著)「氷の秒針」 


平成7年に社長一家惨殺事件と主婦強姦殺人事件が長野県で起きた。15年後、事件発生3ヶ月の違いが両者の明暗を分ける。一方は時効が成立してしまったが、もう一方は公訴時効廃止によって永久に犯人を追及できることになったのだ。両遺族の苦しみは交錯し、運命のいたずらが新たな悲劇を呼ぶ! ... Google Books


被害者遺族の閉ざされた心に向き合いながら三つの事件が絡み合って…こんな結末を誰が予想したことでしょう…最後の最後に泣かせてくれます。


ふじふじ読書!…242冊目


 太田 愛(著)「天上の葦(上)」 


失踪した公安警察官を追って、鑓水、修司、相馬の三人が辿り着いたのは瀬戸内海の離島だった。山頂に高射砲台跡の残る因習の島。そこでは、渋谷で老人が絶命した瞬間から、誰もが思いもよらないかたちで大きな歯車が回り始めていた。誰が敵で誰が味方なのか。あの日、この島で何が起こったのか。 ... GoogleBooks

 

流石の脚本家だけあって、文章が映像となって迫ってくる!鑓水、修司、相馬のコンビが巨悪に立ち向かう‥面白い!



ふじふじ読書!…241冊目

<Hase_Bさん(10,000冊以上蔵書)にお借りして読んだ本〉


 石川渓月(著)「烈風の港」 


Googlebookより

ある日、可愛がっていたかつての教え子が殺された。日本近海の海底に眠る次世代エネルギー資源「燃える氷」ことメタンハイドレートの大規模研究施設の誘致を巡る利権漁りが遠因らしい。―真犯人を見つけ、敵を討つ。悟郎は立ち上がった。


登場人物が少なくても、面白い小説はある!心震わせるハードボイルド…一気読み!